2016年10月30日
セフィアCI4+ C3000SにC2000のスプールを付けてみた
個人的にリールのダウンサイジングが熱い。
聞きなれないサイズが気になって購入した16ストラディックCI4+ C2500S

購入時の記事はコチラ
16ストラディック CI4+ C2500HGSを購入。用途は?
使ってみた感想はコチラ
16ストラディックCI4+ C2500HGSを使ってみた
ボディは2500番のままローターとスプールが細いリールで理屈上は強さはそのままダウンサイジングしたモデルです。なるほどコンセプトは悪くないけどネックは他のスプールと全く互換がないこと。この時点まではC2500Sにやや否定的な記事を書いていました。
ところが16ナスキー C2000Sを購入後に考えが変わってきました。

購入時の記事はコチラ
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
買ってみたらデカイ。2500番にC2000Sのスプールを付けたようなリールです。

最初は何だこれって思ったんですがよくよく考えると他とスプール互換がないC2500Sの弱点を補ったいいリールじゃないのかなぁ。
ちょうどいい 16ナスキー C2000S
ただナスキーだともう少し軽ければなぁとかねじ込みハンドルだったらなぁとか色々出てくる訳ですが新しいリールなので改善ネタも豊富じゃありません。
というわけで別のアプローチで手持ちの部材を掻き集めて実験してみした。
実験体になるのは12セフィアCI4+ C3000SDH

16ナスキーのローターとスプールを付けるとこうなります。

ローターはポン付け。スプールは16ナスキーのスプール受けを流用すれば簡単に付けられます。
しかし
①メインシャフトが長いのでドラグノブが締まりません。
本気でやるなら先端を切ればいいけど今回は単なる実験なのでドラグノブとスプールの間にワッシャーを入れて高さを稼ぎました。写真は撮り忘れ。
②スプールストロークが違うので糸は綺麗に巻けません。
ストロークを決めるのはこのウォームシャフトって部品で右の短いやつがストラディックに入ればストロークの変更が出来るわけです。

右は13レアニウムC2000S・・かな?
短いウォームシャフトは当然入らないので

ホームセンターで見つけた外形6mm、穴径3.2mmのカラーでゲタを履かせます。リール改造マニアの方は最適なのは穴径3mmって分かりますよね。ここに630のベアリング入れる人よくいるし。けどそんな都合がいいサイズ売ってないんだからしょうがないじゃん。
上側はシムでウォームギアの位置を調整します。ツッコミ入れたいのは我慢してね。
全長も足りないけど2mmぐらいは軸が見えてギリギリ上側のプラスチックの穴に引っかかりました。

組み込むとこんな感じ。

シムをウォームシャフトの上に入れたり下に入れたり、メインシャフトの座金を増やしたり減らしたり色々高さを調整したら
おぉ。ちゃんと巻けました。
シングルハンドルでアジング

ダブルハンドルでエギング

太糸が巻けるC2000とTノブハンドルでシーバス

どんな魚でもかかって来なさい。
いやぁ人間の感覚っていい加減ですね。
リールをいじっていてこのリールに見慣れると

本来のセフィアCI4+の方がアンバランスにみえてくるから不思議です。

実際に使ってみると・・
この完成度で使わねーよ(^^;
聞きなれないサイズが気になって購入した16ストラディックCI4+ C2500S

購入時の記事はコチラ
16ストラディック CI4+ C2500HGSを購入。用途は?
使ってみた感想はコチラ
16ストラディックCI4+ C2500HGSを使ってみた
ボディは2500番のままローターとスプールが細いリールで理屈上は強さはそのままダウンサイジングしたモデルです。なるほどコンセプトは悪くないけどネックは他のスプールと全く互換がないこと。この時点まではC2500Sにやや否定的な記事を書いていました。
ところが16ナスキー C2000Sを購入後に考えが変わってきました。

購入時の記事はコチラ
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
買ってみたらデカイ。2500番にC2000Sのスプールを付けたようなリールです。

最初は何だこれって思ったんですがよくよく考えると他とスプール互換がないC2500Sの弱点を補ったいいリールじゃないのかなぁ。
ちょうどいい 16ナスキー C2000S
ただナスキーだともう少し軽ければなぁとかねじ込みハンドルだったらなぁとか色々出てくる訳ですが新しいリールなので改善ネタも豊富じゃありません。
というわけで別のアプローチで手持ちの部材を掻き集めて実験してみした。
実験体になるのは12セフィアCI4+ C3000SDH

16ナスキーのローターとスプールを付けるとこうなります。

ローターはポン付け。スプールは16ナスキーのスプール受けを流用すれば簡単に付けられます。
しかし
①メインシャフトが長いのでドラグノブが締まりません。
本気でやるなら先端を切ればいいけど今回は単なる実験なのでドラグノブとスプールの間にワッシャーを入れて高さを稼ぎました。写真は撮り忘れ。
②スプールストロークが違うので糸は綺麗に巻けません。
ストロークを決めるのはこのウォームシャフトって部品で右の短いやつがストラディックに入ればストロークの変更が出来るわけです。

右は13レアニウムC2000S・・かな?
短いウォームシャフトは当然入らないので

ホームセンターで見つけた外形6mm、穴径3.2mmのカラーでゲタを履かせます。リール改造マニアの方は最適なのは穴径3mmって分かりますよね。ここに630のベアリング入れる人よくいるし。けどそんな都合がいいサイズ売ってないんだからしょうがないじゃん。
上側はシムでウォームギアの位置を調整します。ツッコミ入れたいのは我慢してね。
全長も足りないけど2mmぐらいは軸が見えてギリギリ上側のプラスチックの穴に引っかかりました。

組み込むとこんな感じ。

シムをウォームシャフトの上に入れたり下に入れたり、メインシャフトの座金を増やしたり減らしたり色々高さを調整したら
おぉ。ちゃんと巻けました。
シングルハンドルでアジング

ダブルハンドルでエギング

太糸が巻けるC2000とTノブハンドルでシーバス

どんな魚でもかかって来なさい。
いやぁ人間の感覚っていい加減ですね。
リールをいじっていてこのリールに見慣れると

本来のセフィアCI4+の方がアンバランスにみえてくるから不思議です。

実際に使ってみると・・
この完成度で使わねーよ(^^;
Posted by HiroZo at
14:12
2016年10月22日
16ナスキーのワンピースベール化
16ナスキーで検索すると検索ワードに
「ベール交換」って出てきます。
見た目格好いいワンピースベールに交換したいじゃないですか。
この記事を書いている時点(2016/10/22)では
12レアニウムCI4+ のベールと交換出来そう。
確実な話じゃないので人柱になるつもりの人以外は先走ってパーツ注文とかしちゃダメ。
人柱はもちろん大歓迎(^^;
まずは最新機種の16ナスキー C2000Sに16ストラディックC2500HGSのベールを付けてみました。

いい感じに見えるけど反対側が浮いてベールの上げ下げが出来ません。

左がストラディック、右がナスキー。

突起物の位置が違います。バネの位置が違うからだけど本題と違うので興味がある人はシマノのHPで分解図を見てください。そもそもストラディックCI4+のベールはチタンです。高いです。4000円。互換性があったとしても論外ですね。
次に13コンプレックスCI4+ 2500Sのベール

ちゃんとベールが上げ下げ出来ます。訳あってシルバーに塗装してあるけど動作的には特に違和感もなくこのまま使えそう。
でも数字をよく見て下さい。
16ナスキーC2000Sに13コンプレックス2500Sのベールですからね。
無理矢理取り付けたけど実際はベールのサイズが合ってません。

同じサイズ同士ならうまくいきそうだけどなぁ。
しかしコンプレックスCI4+は2500しかありません。サイズが豊富なのは12レアニウムCI4+。
コンプレックスCI4+とは色違いです。
15ストラディックのベールでもいいのかな?
実験。
15ストラディックC3000に13コンプレックスCI4のベールが付いた。どっちも使えるならレアニウムの方がナスキーに色が近いし値段も安い。安く上げるなら12アルテグラのベールって手もあるし。

今のところ16ナスキーの2500番ボディは12レアニウムか15ストラディックのベールが付くのが濃厚。
16ナスキー1000番ボディはローターが今までにない大きさなので確実な事はまだ言えません。
全国のリール改造マニアの皆さん。
小ネタ提供するん人柱よろしく(^^;
ワンピースベール化に必要なベール固定軸。

左から15ストラディック、13コンプレックスCI4、08セフィアCI4
前者2つは500円だけど08セフィアCI4は200円と安いんです。08セフィアCI4は古いんでパーツ発注出来ないかも。そんな時は11ソアレBBが同じパーツでまだ数年は大丈夫のはず。
2016/10/23追記
16ナスキー C2000Sは15ストラディックのベールがつくそうです。12レアニウムCI4+はダメっぽい。残念。シルバーで我慢するか色を塗るか。
2500番ボディは・・不明
注意
2ちゃんねるで拾ったネタなので信頼性は高くありません。情報が間違ってるって意味じゃなくて匿名の情報である以上、「正」と言うわけにはいかないってこと。誰かのブログでベール交換事例が見つかったら随時紹介します。
ブロガーの皆さん。記事をアップする時は
「16ナスキー ベール交換」
というキーワードで検索に引っかかるよう工夫して頂けると助かります(^^;
11/6まで10%Offクーポン配布中

ナスキーはコチラ

ノーマルギアはコチラ

「ベール交換」って出てきます。
見た目格好いいワンピースベールに交換したいじゃないですか。
この記事を書いている時点(2016/10/22)では
12レアニウムCI4+ のベールと交換出来そう。
確実な話じゃないので人柱になるつもりの人以外は先走ってパーツ注文とかしちゃダメ。
人柱はもちろん大歓迎(^^;
まずは最新機種の16ナスキー C2000Sに16ストラディックC2500HGSのベールを付けてみました。

いい感じに見えるけど反対側が浮いてベールの上げ下げが出来ません。

左がストラディック、右がナスキー。

突起物の位置が違います。バネの位置が違うからだけど本題と違うので興味がある人はシマノのHPで分解図を見てください。そもそもストラディックCI4+のベールはチタンです。高いです。4000円。互換性があったとしても論外ですね。
次に13コンプレックスCI4+ 2500Sのベール

ちゃんとベールが上げ下げ出来ます。訳あってシルバーに塗装してあるけど動作的には特に違和感もなくこのまま使えそう。
でも数字をよく見て下さい。
16ナスキーC2000Sに13コンプレックス2500Sのベールですからね。
無理矢理取り付けたけど実際はベールのサイズが合ってません。

同じサイズ同士ならうまくいきそうだけどなぁ。
しかしコンプレックスCI4+は2500しかありません。サイズが豊富なのは12レアニウムCI4+。
コンプレックスCI4+とは色違いです。
15ストラディックのベールでもいいのかな?
実験。
15ストラディックC3000に13コンプレックスCI4のベールが付いた。どっちも使えるならレアニウムの方がナスキーに色が近いし値段も安い。安く上げるなら12アルテグラのベールって手もあるし。

今のところ16ナスキーの2500番ボディは12レアニウムか15ストラディックのベールが付くのが濃厚。
16ナスキー1000番ボディはローターが今までにない大きさなので確実な事はまだ言えません。
全国のリール改造マニアの皆さん。
小ネタ提供するん人柱よろしく(^^;
ワンピースベール化に必要なベール固定軸。

左から15ストラディック、13コンプレックスCI4、08セフィアCI4
前者2つは500円だけど08セフィアCI4は200円と安いんです。08セフィアCI4は古いんでパーツ発注出来ないかも。そんな時は11ソアレBBが同じパーツでまだ数年は大丈夫のはず。
2016/10/23追記
16ナスキー C2000Sは15ストラディックのベールがつくそうです。12レアニウムCI4+はダメっぽい。残念。シルバーで我慢するか色を塗るか。
2500番ボディは・・不明
注意
2ちゃんねるで拾ったネタなので信頼性は高くありません。情報が間違ってるって意味じゃなくて匿名の情報である以上、「正」と言うわけにはいかないってこと。誰かのブログでベール交換事例が見つかったら随時紹介します。
ブロガーの皆さん。記事をアップする時は
「16ナスキー ベール交換」
というキーワードで検索に引っかかるよう工夫して頂けると助かります(^^;
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ナスキーはコチラ

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C2000HGS
ノーマルギアはコチラ

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C2000S
2016年10月20日
ちょうどいい 16ナスキー C2000S
シマノは宣伝下手ですねぇ。
16ナスキー C2000Sの事です。
先日16ナスキー C2000Sを購入して分解記事を書きました。
16ナスキーC2000Sを分解してみた①
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
16ナスキーC2000Sは大きいんです。

上はセドナ1000、下がナスキーC2000S
筆者は釣り師の立場じゃなくてリール改造マニアの立場で買ったので
「ふーん大きいんだ。用途は何かあるかもね。」
程度の感想だけど小型リールが欲しくてC2000Sを買った人にとってはがっかりなリールです。
シマノの宣伝下手が悪い。
クルマを例にします。
ちょうどいいフリード

絶妙な宣伝文句です。
ステップワゴン広くていいなぁ。だけど近所にお買い物に行くにはちょっと。
近所のお買い物には軽自動車だよね。でも遠出するにはちょっと。
そんな人に
ちょうどいいフリード
ナスキーに戻ります。
16ナスキー C2000Sはデカい。
「こんなリールいらね。」
そう言うに決まってるじゃないですか。
だってC2000Sを検討している人は小さいリールを求めてるんだもん。
では逆に13ナスキー 2500Sを基準にしてみましょう。13ナスキー2500Sのカタログスペックは275グラム。16ナスキーC2000Sは220グラムなので55グラムも軽い。
シマノが
ちょうどいいナスキーC2000S
13ナスキー 2500Sをダウンサイジング。
って宣伝したらどうです?
16ナスキー C2000Sは
・13ナスキー 2500Sと同じサイズのボディ
・小さいローターとスプール
・HAGANEギア
・220グラム
2500番のボディに1000番クラスのスプールを装着する事で強さと軽さを両立しました。
と宣伝するんです。
エギングにもアジングにも使えますって宣伝するんです。
スゲ〜いいリールじゃないですか。

下はナスキーじゃないけど2500S。
これでC2000とかC2000Mとかラインナップしてくれれば100点なのに。

16ナスキーに13ナスキー C2000のスプール
追記 2020年7月
ダイワはやっぱり宣伝上手です。宣伝上手というより商品戦略がうまいんでしょう。
2018年頃からLTコンセプトなる売り出し方をしていますが、やってることは16ナスキーと同じなんでスプール径はLTコンセプト前の38mmから35mmに小さくなりました。
ダイワは強さ(タフさ)はそのまま軽く(ライト)になりましたとちゃんと説明してお客様に好評を得ています。
結果的にナスキーC2000SもLTコンセプトみたいになったけど
・戦略を持ってスプールを小型化したダイワ
・何らかの社内都合でボディが大きくなったナスキーC2000S
出来上がった製品は同じなのにね。
ナチュラムで8000円前後

16ナスキー C2000Sの事です。
先日16ナスキー C2000Sを購入して分解記事を書きました。
16ナスキーC2000Sを分解してみた①
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
16ナスキーC2000Sは大きいんです。

上はセドナ1000、下がナスキーC2000S
筆者は釣り師の立場じゃなくてリール改造マニアの立場で買ったので
「ふーん大きいんだ。用途は何かあるかもね。」
程度の感想だけど小型リールが欲しくてC2000Sを買った人にとってはがっかりなリールです。
シマノの宣伝下手が悪い。
クルマを例にします。
ちょうどいいフリード

絶妙な宣伝文句です。
ステップワゴン広くていいなぁ。だけど近所にお買い物に行くにはちょっと。
近所のお買い物には軽自動車だよね。でも遠出するにはちょっと。
そんな人に
ちょうどいいフリード
ナスキーに戻ります。
16ナスキー C2000Sはデカい。
「こんなリールいらね。」
そう言うに決まってるじゃないですか。
だってC2000Sを検討している人は小さいリールを求めてるんだもん。
では逆に13ナスキー 2500Sを基準にしてみましょう。13ナスキー2500Sのカタログスペックは275グラム。16ナスキーC2000Sは220グラムなので55グラムも軽い。
シマノが
ちょうどいいナスキーC2000S
13ナスキー 2500Sをダウンサイジング。
って宣伝したらどうです?
16ナスキー C2000Sは
・13ナスキー 2500Sと同じサイズのボディ
・小さいローターとスプール
・HAGANEギア
・220グラム
2500番のボディに1000番クラスのスプールを装着する事で強さと軽さを両立しました。
と宣伝するんです。
エギングにもアジングにも使えますって宣伝するんです。
スゲ〜いいリールじゃないですか。

下はナスキーじゃないけど2500S。
これでC2000とかC2000Mとかラインナップしてくれれば100点なのに。

16ナスキーに13ナスキー C2000のスプール
追記 2020年7月
ダイワはやっぱり宣伝上手です。宣伝上手というより商品戦略がうまいんでしょう。
2018年頃からLTコンセプトなる売り出し方をしていますが、やってることは16ナスキーと同じなんでスプール径はLTコンセプト前の38mmから35mmに小さくなりました。
ダイワは強さ(タフさ)はそのまま軽く(ライト)になりましたとちゃんと説明してお客様に好評を得ています。
結果的にナスキーC2000SもLTコンセプトみたいになったけど
・戦略を持ってスプールを小型化したダイワ
・何らかの社内都合でボディが大きくなったナスキーC2000S
出来上がった製品は同じなのにね。
ナチュラムで8000円前後

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C2000S
2016年10月17日
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
前記事の続きです。
前記事はコチラ
16ナスキーC2000Sを分解してみた①

16ナスキーのHAGANEギアがセドナ1000に入るかどうかが興味の中心だったのが他に興味深い事が見つかったと思わせぶりな事を書いています。
興味深い事というのは
16ナスキー C2000Sはデカイ
15セドナ1000と並べると

下がナスキー。一回りデカイ。
さて15セドナ1000が200グラムなのに16ナスキー1000は215グラムです。C2000Sに至っては220グラム。何でナスキーの方が重いの?
ここから始まりました。
【スプール】
どうせクソ重たいスプールのせいでリールが重くなってんでしょう。

あれ。30グラム。セドナとほぼ同じ。と言うか軽い部類です。
【ハンドル】
アルミ冷間鍛造ハンドルが重いんだ。普通のアルミより密度が高いんだから比重も増えるでしょ。
あれ。30グラム。セドナとほぼ同じ。

【本体の重さ】
と言うことは
16ナスキー C2000S

15セドナ 1000

セドナの方が21グラムも軽い。
もしかしてカタログ読み違えた?
実は16ナスキーは金属ボディとか。
いいえプラスチックで間違いありません。
【ローター】
おぉ。随分重さが違います。
16ナスキー

15セドナ

セドナの方が9グラム軽い。
【本体の下半分】
と言うことは下半分が12グラム違うってことになるけど何か差があるように見えません。
左がナスキー、右がセドナ

でもよ~く見ると

やっぱりナスキーC2000Sはセドナ1000より一回りデカイ。
さらにほら。メインシャフトの長さもこんなに違います。左がナスキー。

【考察】
もしかして16ナスキーの1000番と2500番はローターが違うだけなのでは?
もちろんスプールのストロークが違うので下半分の中身は何か違いがあるはずですが。
分解図を見ると摺動子と摺動子ギアが違います。摺動子ギアの突起がC3000の方が外に寄ってます。スプールのストローク幅の違いですね。
C3000

C2000S

ボディは同じに見えるし間違い探しすると細部が違うような気もする。
絵を見る限りC3000のギアの方が大きいように見えます。それに合わせてピニオンギアも違うのかな?
もしボディが同じならギアは共通でよくね?
従来はボディが小さいからギアも小さかったんですよね。大きなボディにわざわざ小さいギアを入れる意味がわからない。軽量化?
巻き上げ力ってボディのサイズで変わるのかなぁ? ギアが小さいと入れ物が大きくなっても巻き上げ力は変わらないのかなぁ?
よくわからないけどボディが大きい方が強いのは間違いありませんね。
う〜ん。謎だらけです。
もしボディが共通でローターが違うだけなら16ナスキー C2000Sに2500番用のローターが付くはずだから試してみましょう。
16ナスキー C2000Sに12コンプレックスCI4+ 2500Sのローターをつけてみました。ローターの色は気にしないで下さい。
何でこんなのがあるか興味がある方はコチラ

なんとピッタリ。1000番ボディに2500番のローターを付けてみたんですよ。
もちろんこれにC2000Sのスプールは付きません。2500のスプールは物理的には付くけどストロークが違うので糸が綺麗に巻けません。
次に16ストラディクCI4+ C2500HGSのローターで試してみます。C2500HGSは2500番ボディに小さいローターを付けたものですがC2500専用サイズだとばかり思ってました。
でも16ナスキーのローターと並べると同じ大きさに見える。

16ナスキー C2000Sに16ストラディクCI4+ C2500HGSのローターを付けると

ピッタリ。
スプールの内側がギリギリだけどローターに干渉する事はありません。高さ調整が必要かもしれないけど糸もちゃんと巻けると思われます。
16ナスキーは1000番と2500番でボディ共通ってのの状況証拠が揃って来ました。推測の域を超えてないけど従来機より大きいのは間違いありません。
ちっちゃい秘密みっけ。ローターの下にある「COREPROTECT」の文字
2500用と高さが同じローターにストロークが小さいC2000Sのスプールを組み合わせるとスプールが下がりきっても隙間が残り不恰好の筈だけど・・

COREPROTECTの文字で上手に隠した。やるなシマノ。
続く...
ちょうどいい16ナスキー C2000S
ナチュラムで8000円前後

前記事はコチラ
16ナスキーC2000Sを分解してみた①

16ナスキーのHAGANEギアがセドナ1000に入るかどうかが興味の中心だったのが他に興味深い事が見つかったと思わせぶりな事を書いています。
興味深い事というのは
16ナスキー C2000Sはデカイ
15セドナ1000と並べると

下がナスキー。一回りデカイ。
さて15セドナ1000が200グラムなのに16ナスキー1000は215グラムです。C2000Sに至っては220グラム。何でナスキーの方が重いの?
ここから始まりました。
【スプール】
どうせクソ重たいスプールのせいでリールが重くなってんでしょう。

あれ。30グラム。セドナとほぼ同じ。と言うか軽い部類です。
【ハンドル】
アルミ冷間鍛造ハンドルが重いんだ。普通のアルミより密度が高いんだから比重も増えるでしょ。
あれ。30グラム。セドナとほぼ同じ。

【本体の重さ】
と言うことは
16ナスキー C2000S

15セドナ 1000

セドナの方が21グラムも軽い。
もしかしてカタログ読み違えた?
実は16ナスキーは金属ボディとか。
いいえプラスチックで間違いありません。
【ローター】
おぉ。随分重さが違います。
16ナスキー

15セドナ

セドナの方が9グラム軽い。
【本体の下半分】
と言うことは下半分が12グラム違うってことになるけど何か差があるように見えません。
左がナスキー、右がセドナ

でもよ~く見ると

やっぱりナスキーC2000Sはセドナ1000より一回りデカイ。
さらにほら。メインシャフトの長さもこんなに違います。左がナスキー。

【考察】
もしかして16ナスキーの1000番と2500番はローターが違うだけなのでは?
もちろんスプールのストロークが違うので下半分の中身は何か違いがあるはずですが。
分解図を見ると摺動子と摺動子ギアが違います。摺動子ギアの突起がC3000の方が外に寄ってます。スプールのストローク幅の違いですね。
C3000

C2000S

ボディは同じに見えるし間違い探しすると細部が違うような気もする。
絵を見る限りC3000のギアの方が大きいように見えます。それに合わせてピニオンギアも違うのかな?
もしボディが同じならギアは共通でよくね?
従来はボディが小さいからギアも小さかったんですよね。大きなボディにわざわざ小さいギアを入れる意味がわからない。軽量化?
巻き上げ力ってボディのサイズで変わるのかなぁ? ギアが小さいと入れ物が大きくなっても巻き上げ力は変わらないのかなぁ?
よくわからないけどボディが大きい方が強いのは間違いありませんね。
う〜ん。謎だらけです。
もしボディが共通でローターが違うだけなら16ナスキー C2000Sに2500番用のローターが付くはずだから試してみましょう。
16ナスキー C2000Sに12コンプレックスCI4+ 2500Sのローターをつけてみました。ローターの色は気にしないで下さい。
何でこんなのがあるか興味がある方はコチラ

なんとピッタリ。1000番ボディに2500番のローターを付けてみたんですよ。
もちろんこれにC2000Sのスプールは付きません。2500のスプールは物理的には付くけどストロークが違うので糸が綺麗に巻けません。
次に16ストラディクCI4+ C2500HGSのローターで試してみます。C2500HGSは2500番ボディに小さいローターを付けたものですがC2500専用サイズだとばかり思ってました。
でも16ナスキーのローターと並べると同じ大きさに見える。

16ナスキー C2000Sに16ストラディクCI4+ C2500HGSのローターを付けると

ピッタリ。
スプールの内側がギリギリだけどローターに干渉する事はありません。高さ調整が必要かもしれないけど糸もちゃんと巻けると思われます。
16ナスキーは1000番と2500番でボディ共通ってのの状況証拠が揃って来ました。推測の域を超えてないけど従来機より大きいのは間違いありません。
ちっちゃい秘密みっけ。ローターの下にある「COREPROTECT」の文字
2500用と高さが同じローターにストロークが小さいC2000Sのスプールを組み合わせるとスプールが下がりきっても隙間が残り不恰好の筈だけど・・

COREPROTECTの文字で上手に隠した。やるなシマノ。
続く...
ちょうどいい16ナスキー C2000S
ナチュラムで8000円前後

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C2000S
2016年10月16日
16ナスキー C2000Sを分解してみた①
16ナスキー C2000Sを買いました。

使う予定はないけどリール改造マニアを名乗る以上、ナスキーのHAGANEギアが15セドナ1000に移植出来るかどうかを調べないわけには行きません(^^;
筆者の興味はこの一点だったのですが16ナスキーを分解したところもっと興味深い事を発見したんです。それについては近日中に分解記事②を書く予定なのでしばしお待ちを。
まずは16ナスキーを見て行きましょう。
【価格】
ナスキーも高くなりましたねぇ。いつの間にかC3000で定価12500円ですよ。13ナスキーより500円アップ。20年前のアルテグラより高い。もちろん性能も当時のアルテグラ以上ですが。ところがC2000Sはこんな時代に
まさかの値下げ
13ナスキー C2000Sが11400円だったのが16ナスキーC2000Sは500円ダウンの10900円。
このサービス価格はいったい何でしょう?
同じシリーズのリールでもサイズが小さいほど安いけど2500番ボディと1000番ボディで値差はせいぜい1000円ぐらいです。ナスキーは1600円差。割合だと14.7%差。大人の事情があるんでしょうね。
【スプール】
なかなかの質感です。セドナのスプールもいいなって思ってたけどナスキーと比べると質感に大きな差がありますね。

さてドラグ性能を決めるのはスプールです。16ナスキーのドラグ性能はどうでしょうか。
これに関しては向上していると思われます。使ってみたとか手で回してみたとかじゃなくて「理屈上は」の話ですよ。
ドラグって実は単純で金属でフェルトを挟んでブレーキをかけているだけです。
レコード盤が回転しています。若い人も頑張って想像して下さい(^^;
お題
手で押さえて回転速度を遅くして下さい。
回転速度も出来るだけ一定になるようにして下さい。
どうしますか?
① 回転の中心部分を押さえる
② 手のひらで全体を押さえる
③ 指で円周付近を押さえる
①は論外として②より③の方が押す力を加減し易い気がしませんか?
13ナスキーは②

16ナスキーは③

【ベール】
16ナスキー C2000SはHAGANEギアとコアプロテクト搭載で値下げ。なんて美味しい話はありません。クラシックベールに戻ってしまいました。機能的にはなんら問題ないですよ。見た目がねぇ。
丈夫にはなったと思います。
左の太いのがナスキー、右がセドナ。

ベールが変形した経験なんてないですけどね。
【ローター】
重たい。
15セドナ 39グラム

16ナスキー 48グラム

興味深い事はここら辺の話。分解記事②で詳細を書く予定なのでしばしお待ちを。
【ローターナット】
コアプロテクト(防水機能)の最重要パーツだと思っています。撥水加工されたパッキンでピニオンギアの穴から水が入るのを防止してあります。ナットの緩み止め効果もありますね。筆者の友人は釣り場でローターナットが緩み大変なことになりました。

ちなみに筆者のセドナにはこのパッキンが付いています(^^;
【ローラークラッチ】
コアプロテクトで一番目立つ部分です。

同じく撥水加工されたパッキンが入っていますが重要度はローターナット部分より低いのかな?よくわかんないけど。だってローターと本体の間から入った水がボディ内部まで届くって思えないんだもん。その先にはベアリングが水を通せんぼしてるんだよ。しかもSARBというシマノ独自の水に強いベアリング・・・じゃないんだ。
13ナスキーはSARBだったのに。防水機能はパッキンに任せるってことなんでしょう。
【ボディガード】
実は未だに理解出来ていないシマノの説明があるんです。これはステラの説明。

ボディの合わせ部分もフラット化し、水が入り込む隙間を設けない設計とした。
最初は合わせ面を加工して寸法精度を上げたって事かなぁって思ったんです。でも世界のシマノがそんな稚拙な事するはずないしなぁ。詳しい事は省略するけど精度に頼った設計ってクソ設計です。
写真を見る限りだと合わせ面が一筆書き出来るような設計にしましたって事かな。
ごめん。シマノの説明より分かりにくい(^^;
とにかくよくわかんないけどボディの合わせ面から水が入るのを懸念してそれに対策したのがコアプロテクトですと言ったのはシマノです。
筆者はこんなところから水が入るわけないって思ってるけど言い出したのはシマノ。
コアプロテクトを謳うナスキーで何もしないってのは許されません。

この合わせ面から水が入るのを心配してるらしい
さすがシマノ。よく考えてあります。ナスキーは合わせ面をカバーで覆ってしまいました。

【ハンドルの防水】
ストラディックの場合、ハンドルにパッキンがありました。

ストラディックのハンドル
さぁシマノさん。ねじ込み式じゃない16ナスキーではどうする?コアプロテクトなんでしょう。何もしないなんて許さないよ。
ボディとベアリングの間にパッキンが入ってました。

外からベアリングが見えません。

くそぉシマノめ。筆者のような荒探しするユーザーにも隙を与えません。
【メインギア】
お待たせしました。HAGANEギアです。
鋼じゃないですよ。鋼は丈夫な鉄。HAGANEギアはアルミ。アルミの特徴は軽くて加工しやすいけど柔らかい金属。HAGANEギアは鋼のように鍛えたギアって事です。

重さは

じゅうよんグラム~
重い。
セドナは

HAGANEギアって軽くて強いギアじゃなかったの?
重さの秘密は
16ナスキーは歯面のみHAGANE
写真の黒い部分がHAGANEギアです。
それに亜鉛の軸をくっ付けているもんだから余計重くなっています。
確かにシマノはHAGANEギアとは強いギアって言ってるけど軽いなんて言ってません。シマノは嘘をついていないしコストバランスをよく考えたギアでむしろシマノは褒められるべきでしょう。
いっそのことタカミヤ(釣具のポイント)オリジナルリールのカロスみたいにステンレスギア軸にすればよかったのに。HAGANEが強いと言ってもアルミですから軸にはステンレスの方が強いのでは?
そうすればコストダウンポイントが逆にセールスポイントになる!!
カロスの分解記事はコチラ
さてリール改造マニアの興味は一気に萎みました。セドナ1000にHAGANEギアを入れたかったんです。目的は軽量化。1000番ですからギアの丈夫さなんて求めてません。テンションはダダ下がりだけど実験だけはやってみましょう。
大きさが違います。

セドナに入れたら蓋が全く閉まりませんでした。終わり。

ナチュラム価格はいかに?
釣具屋さんだと
通常価格9450円
プチセール 9000円ぐらい
スーパーセール 8100円と予想
クリックするとナチュラムに飛びます。

「エギング」
残念ながらナスキーは候補に挙がりません。
エギングに必要なのはとにかく軽いリール。
ただC2000Sでエギングというマニアな使い方はありですね。クソ高いセフィアCI4+と大差ない重さです。
「ショアジギング」
今買うならナスキーを第一候補にするかも。
サイズは4000XG
もっと適したリールも沢山あるけど筆者はそこまで本格的にショアジギはやってません。
HAGANEギアで強くなったナスキーは使用頻度と価格バランスが筆者にピッタリ。
お得かどうかの境い目は9500円か?

「アジング」
ナスキーは第五候補ぐらいまで下がるかな?
サイズは今回買ったC2000S(^^;
アジングって手軽さ故にどんなリールでも成り立つからライバルも多いんです。積極的に16ナスキーを選ぶ材料がありません。
訂正。大き目のボディは唯一無二
本気でやるならCI4シリーズ、たかがアジって思うならエアノスやセドナ。間を取るならソアレBB。
筆者の近所では結構大きいアコウ(ハタ)やアラカブ(カサゴ)が釣れます。アジングついでにこいつらも狙うなら16ナスキーはありかも最強。
ナチュラムにリンク
筆者はすぐ欲しかったので30%Offで購入。急がない人はもう少し待とう。

「キス投げ釣り」
ナスキーが第一候補になり得ます。
サイズはショアジギングと同じ4000XG
本格的にやるならキャスティング用リールがいいに決まってますが筆者はシーバスロッドにジェット天秤というお手軽スタイルです。
こんなタックルでも条件次第で4色飛ぶ事もあるんで巻き取り量は多い方がいい。ハイギアよりさらに巻き取り量が多いXGは16ナスキーが最安値です。
さらにサーフでしょう。家に帰ると砂だらけ。コアプロテクトだと安心です。
XGもコアプロテクトも必要性を感じないならセドナ4000HG

その② アップしました。
16ナスキーC2000Sを分解してみた②

使う予定はないけどリール改造マニアを名乗る以上、ナスキーのHAGANEギアが15セドナ1000に移植出来るかどうかを調べないわけには行きません(^^;
筆者の興味はこの一点だったのですが16ナスキーを分解したところもっと興味深い事を発見したんです。それについては近日中に分解記事②を書く予定なのでしばしお待ちを。
まずは16ナスキーを見て行きましょう。
【価格】
ナスキーも高くなりましたねぇ。いつの間にかC3000で定価12500円ですよ。13ナスキーより500円アップ。20年前のアルテグラより高い。もちろん性能も当時のアルテグラ以上ですが。ところがC2000Sはこんな時代に
まさかの値下げ
13ナスキー C2000Sが11400円だったのが16ナスキーC2000Sは500円ダウンの10900円。
このサービス価格はいったい何でしょう?
同じシリーズのリールでもサイズが小さいほど安いけど2500番ボディと1000番ボディで値差はせいぜい1000円ぐらいです。ナスキーは1600円差。割合だと14.7%差。大人の事情があるんでしょうね。
【スプール】
なかなかの質感です。セドナのスプールもいいなって思ってたけどナスキーと比べると質感に大きな差がありますね。

さてドラグ性能を決めるのはスプールです。16ナスキーのドラグ性能はどうでしょうか。
これに関しては向上していると思われます。使ってみたとか手で回してみたとかじゃなくて「理屈上は」の話ですよ。
ドラグって実は単純で金属でフェルトを挟んでブレーキをかけているだけです。
レコード盤が回転しています。若い人も頑張って想像して下さい(^^;
お題
手で押さえて回転速度を遅くして下さい。
回転速度も出来るだけ一定になるようにして下さい。
どうしますか?
① 回転の中心部分を押さえる
② 手のひらで全体を押さえる
③ 指で円周付近を押さえる
①は論外として②より③の方が押す力を加減し易い気がしませんか?
13ナスキーは②

16ナスキーは③

【ベール】
16ナスキー C2000SはHAGANEギアとコアプロテクト搭載で値下げ。なんて美味しい話はありません。クラシックベールに戻ってしまいました。機能的にはなんら問題ないですよ。見た目がねぇ。
丈夫にはなったと思います。
左の太いのがナスキー、右がセドナ。

ベールが変形した経験なんてないですけどね。
【ローター】
重たい。
15セドナ 39グラム

16ナスキー 48グラム

興味深い事はここら辺の話。分解記事②で詳細を書く予定なのでしばしお待ちを。
【ローターナット】
コアプロテクト(防水機能)の最重要パーツだと思っています。撥水加工されたパッキンでピニオンギアの穴から水が入るのを防止してあります。ナットの緩み止め効果もありますね。筆者の友人は釣り場でローターナットが緩み大変なことになりました。

ちなみに筆者のセドナにはこのパッキンが付いています(^^;
【ローラークラッチ】
コアプロテクトで一番目立つ部分です。

同じく撥水加工されたパッキンが入っていますが重要度はローターナット部分より低いのかな?よくわかんないけど。だってローターと本体の間から入った水がボディ内部まで届くって思えないんだもん。その先にはベアリングが水を通せんぼしてるんだよ。しかもSARBというシマノ独自の水に強いベアリング・・・じゃないんだ。
13ナスキーはSARBだったのに。防水機能はパッキンに任せるってことなんでしょう。
【ボディガード】
実は未だに理解出来ていないシマノの説明があるんです。これはステラの説明。

ボディの合わせ部分もフラット化し、水が入り込む隙間を設けない設計とした。
最初は合わせ面を加工して寸法精度を上げたって事かなぁって思ったんです。でも世界のシマノがそんな稚拙な事するはずないしなぁ。詳しい事は省略するけど精度に頼った設計ってクソ設計です。
写真を見る限りだと合わせ面が一筆書き出来るような設計にしましたって事かな。
ごめん。シマノの説明より分かりにくい(^^;
とにかくよくわかんないけどボディの合わせ面から水が入るのを懸念してそれに対策したのがコアプロテクトですと言ったのはシマノです。
筆者はこんなところから水が入るわけないって思ってるけど言い出したのはシマノ。
コアプロテクトを謳うナスキーで何もしないってのは許されません。

この合わせ面から水が入るのを心配してるらしい
さすがシマノ。よく考えてあります。ナスキーは合わせ面をカバーで覆ってしまいました。

【ハンドルの防水】
ストラディックの場合、ハンドルにパッキンがありました。

ストラディックのハンドル
さぁシマノさん。ねじ込み式じゃない16ナスキーではどうする?コアプロテクトなんでしょう。何もしないなんて許さないよ。
ボディとベアリングの間にパッキンが入ってました。

外からベアリングが見えません。

くそぉシマノめ。筆者のような荒探しするユーザーにも隙を与えません。
【メインギア】
お待たせしました。HAGANEギアです。
鋼じゃないですよ。鋼は丈夫な鉄。HAGANEギアはアルミ。アルミの特徴は軽くて加工しやすいけど柔らかい金属。HAGANEギアは鋼のように鍛えたギアって事です。

重さは

じゅうよんグラム~
重い。
セドナは

HAGANEギアって軽くて強いギアじゃなかったの?
重さの秘密は
16ナスキーは歯面のみHAGANE
写真の黒い部分がHAGANEギアです。
それに亜鉛の軸をくっ付けているもんだから余計重くなっています。
確かにシマノはHAGANEギアとは強いギアって言ってるけど軽いなんて言ってません。シマノは嘘をついていないしコストバランスをよく考えたギアでむしろシマノは褒められるべきでしょう。
いっそのことタカミヤ(釣具のポイント)オリジナルリールのカロスみたいにステンレスギア軸にすればよかったのに。HAGANEが強いと言ってもアルミですから軸にはステンレスの方が強いのでは?
そうすればコストダウンポイントが逆にセールスポイントになる!!
カロスの分解記事はコチラ
さてリール改造マニアの興味は一気に萎みました。セドナ1000にHAGANEギアを入れたかったんです。目的は軽量化。1000番ですからギアの丈夫さなんて求めてません。テンションはダダ下がりだけど実験だけはやってみましょう。
大きさが違います。

セドナに入れたら蓋が全く閉まりませんでした。終わり。

ナチュラム価格はいかに?
釣具屋さんだと
通常価格9450円
プチセール 9000円ぐらい
スーパーセール 8100円と予想
クリックするとナチュラムに飛びます。

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C3000
「エギング」
残念ながらナスキーは候補に挙がりません。
エギングに必要なのはとにかく軽いリール。
ただC2000Sでエギングというマニアな使い方はありですね。クソ高いセフィアCI4+と大差ない重さです。
「ショアジギング」
今買うならナスキーを第一候補にするかも。
サイズは4000XG
もっと適したリールも沢山あるけど筆者はそこまで本格的にショアジギはやってません。
HAGANEギアで強くなったナスキーは使用頻度と価格バランスが筆者にピッタリ。
お得かどうかの境い目は9500円か?

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー 4000XG
「アジング」
ナスキーは第五候補ぐらいまで下がるかな?
サイズは今回買ったC2000S(^^;
アジングって手軽さ故にどんなリールでも成り立つからライバルも多いんです。
訂正。大き目のボディは唯一無二
本気でやるならCI4シリーズ、たかがアジって思うならエアノスやセドナ。間を取るならソアレBB。
筆者の近所では結構大きいアコウ(ハタ)やアラカブ(カサゴ)が釣れます。アジングついでにこいつらも狙うなら16ナスキーは
ナチュラムにリンク
筆者はすぐ欲しかったので30%Offで購入。急がない人はもう少し待とう。

シマノ(SHIMANO) 16 ナスキー C2000S
「キス投げ釣り」
ナスキーが第一候補になり得ます。
サイズはショアジギングと同じ4000XG
本格的にやるならキャスティング用リールがいいに決まってますが筆者はシーバスロッドにジェット天秤というお手軽スタイルです。
こんなタックルでも条件次第で4色飛ぶ事もあるんで巻き取り量は多い方がいい。ハイギアよりさらに巻き取り量が多いXGは16ナスキーが最安値です。
さらにサーフでしょう。家に帰ると砂だらけ。コアプロテクトだと安心です。
XGもコアプロテクトも必要性を感じないならセドナ4000HG

シマノ(SHIMANO) 15セドナ 4000HG
その② アップしました。
16ナスキーC2000Sを分解してみた②
2016年10月10日
1980円のラジコン ヘリコプターが面白い
ヒーローは空を飛びます。アンパンマンもウルトラマンも孫悟空も、ドラえもんだってのび太くんだって空を飛びます。
ある釣り場でよくラジコンのヘリコプターや飛行機を見かけますが思わず見入ってしまうようなアクロバット飛行をしていて面白そう。
筆者は空は飛べません。パイロットになる資質もありません。ラジコンであのアクロバットが出来るようになるとも思えません。
そんな中、3年前に購入したのがこの室内用超小型ヘリコプター。

天井や壁に激突しまくりでちゃんと飛ばせるようになるには結構苦労しましたが物凄く楽しい。我が家の女どもは何が楽しいのって目で見てるけどね(^^;
プリキュアは飛ばないからなぁ。
室内で墜落したところでそうそう壊れないようになっていますがさすがに墜落しすぎて痛々しい姿に。とうとうクルクル回転してまともに飛ばないようになってしまいました。

子供のオモチャを買いに行ったらヘリコプターがセールで1980円じゃないですか。しかも3ch(上下、左右、前後)だからフル操作可能です。子供のオモチャはそっちのけで自分のオモチャを買ってしまいました。

前回のヘリコプターは微妙な操作で離陸しないとあっという間に天井に激突してしまうし、着陸なんて一度も成功したことないしエアコンの風でバランスを崩してあっさり墜落していました。そのおかげで操縦技術は向上しましたが。
今回のヘリコプターはサイズの違いなのか技術の進歩なのか安定感が凄い。見よ、左手で操作しながら右手で撮影。操縦技術の賜物じゃないですよ。機体の安定感のおかげです。

わざと扇風機をつけて見たけど流されてもバランスは崩しません。
釣り師が秋の夜長に釣りに行かず家でヘリコプターを飛ばしています(^^;
ナチュラムにもあるんだ。
小さいけどやや操作が難しい

こっちの方が飛ばすのは多分簡単
外でも飛ばせるとのことなので安定感がいいんだと思いますよ。

安いドローン?
釣り場で偵察飛行してみたい(^^;

ある釣り場でよくラジコンのヘリコプターや飛行機を見かけますが思わず見入ってしまうようなアクロバット飛行をしていて面白そう。
筆者は空は飛べません。パイロットになる資質もありません。ラジコンであのアクロバットが出来るようになるとも思えません。
そんな中、3年前に購入したのがこの室内用超小型ヘリコプター。

天井や壁に激突しまくりでちゃんと飛ばせるようになるには結構苦労しましたが物凄く楽しい。我が家の女どもは何が楽しいのって目で見てるけどね(^^;
プリキュアは飛ばないからなぁ。
室内で墜落したところでそうそう壊れないようになっていますがさすがに墜落しすぎて痛々しい姿に。とうとうクルクル回転してまともに飛ばないようになってしまいました。

子供のオモチャを買いに行ったらヘリコプターがセールで1980円じゃないですか。しかも3ch(上下、左右、前後)だからフル操作可能です。子供のオモチャはそっちのけで自分のオモチャを買ってしまいました。

前回のヘリコプターは微妙な操作で離陸しないとあっという間に天井に激突してしまうし、着陸なんて一度も成功したことないしエアコンの風でバランスを崩してあっさり墜落していました。そのおかげで操縦技術は向上しましたが。
今回のヘリコプターはサイズの違いなのか技術の進歩なのか安定感が凄い。見よ、左手で操作しながら右手で撮影。操縦技術の賜物じゃないですよ。機体の安定感のおかげです。

わざと扇風機をつけて見たけど流されてもバランスは崩しません。
釣り師が秋の夜長に釣りに行かず家でヘリコプターを飛ばしています(^^;
ナチュラムにもあるんだ。
小さいけどやや操作が難しい

京商(KYOSHO) マイクロヘリ3 モスキートPLUS+(BK・SV)
こっちの方が飛ばすのは多分簡単
外でも飛ばせるとのことなので安定感がいいんだと思いますよ。

京商(KYOSHO) 3ch ブラック スワロー ZERO
安いドローン?
釣り場で偵察飛行してみたい(^^;

京商エッグ(KYOSHO EGG) クアトロックス EYE(静止画/動画カメラ付マルチコプター)
2016年10月08日
唯一無二の存在 13ナスキー C2000を購入
マクドナルドの朝メニューのメガマックグリドルが密かな人気だそうです。ヘルシー、低カロリーといったトレンドに嫌気がさして
「腹一杯食べさせろ」
という層です。
釣り界では細糸、ドラグはユルユル、軽量仕掛けというのがトレンドです。
「重い仕掛けに太糸でゴリ巻きさせろ」
今更、13ナスキー C2000を買いました。
唯一無二のC2000
Sが付かないC2000
太糸が巻けるC2000
ドラグが強いC2000
13ナスキー以外にC2000はありません。
16ナスキーにもありません。

欲しいのはスプールだけ。セドナ1000に付けます。スプールは無傷なのにローターにキズがあるという理由で驚くほど安かった中古を見つけてリアクションバイトしてしまった。ボディとハンドルはヤフオク行きです。購入価格は秘密だけど筆者には値札の下に
「スプール差し上げます」
と書いてあるように見えました(^^;
15セドナに13ナスキーのハンドルとスプールを付けると

これは‼︎
まるでこっちが本来の姿に見える
今までナスキーのスプールをじっくり見たことなかったけど質感高いんですね。
本ブログではちょくちょく12アルテグラのデザインについて悪口を言ってますがナスキーのスプールはアルテグラのロゴ違いでしょうぐらいに思ってました。13ナスキーのスプールは装飾の穴があって値段もアルテグラより高いんですね。

しまったなぁ。どうしてもデザインが好きになれず12アルテグラC2000Sは手放したんだよなぁ。12アルテグラにナスキーC2000のスプール付ければ筆者好みのリールに仕上がってたかも。
さてシマノ公式だとセドナとナスキーはスプール互換がありませんがいかにもつきそう。
セドナにナスキーのスプールを付けるて糸を巻くとややテーパー気味になりました。糸が下に寄るって事で一般的にライントラブルになりやすい形状です。ごめんなさい。写真撮り忘れ。
セドナのスプール受けワッシャーを2枚減らすと・・
あれ? 予定ではナスキーのスプールは平行、セドナのスプールは逆テーパーになるはずだったのにどっちもいい感じ。もう訳がわからん。

さて最近のシマノはコストダウンの痕を見せてしまう事があり、セドナのドラグノブもその一つで残念ながらダメなコストダウン。
・音に品がない
これは許容出来る。
・真っ直ぐ刺さらない
これは明らかに機能性を犠牲にしたコストダウンなのでダメ。
スプール交換などのときドラグノブをメインシャフトに対してきっちり直角にしないとネジ込めません。文章だと説明が難しいなぁ。締め込むとネジをなめてしまいそうになるって説明でわかるかなぁ?
ナスキーのドラグノブです。
下段左から音出しピン、音出しバネ、留め金

セドナ

下段の針金みたいなのが音出しピン、音出しバネ、留め金、全ての機能を賄っていて考案した人は天才。ただ留め金機能に対する詰めが甘かった。2点で押さえているもんだからグラグラします。それ故に気を付けないと真っ直ぐ刺さらないんです。

コストダウンそのものは大賛成なので今後の改善に期待しましょう。
13ナスキー C2000 最終処分中

「腹一杯食べさせろ」
という層です。
釣り界では細糸、ドラグはユルユル、軽量仕掛けというのがトレンドです。
「重い仕掛けに太糸でゴリ巻きさせろ」
今更、13ナスキー C2000を買いました。
唯一無二のC2000
Sが付かないC2000
太糸が巻けるC2000
ドラグが強いC2000
13ナスキー以外にC2000はありません。
16ナスキーにもありません。

欲しいのはスプールだけ。セドナ1000に付けます。スプールは無傷なのにローターにキズがあるという理由で驚くほど安かった中古を見つけてリアクションバイトしてしまった。ボディとハンドルはヤフオク行きです。購入価格は秘密だけど筆者には値札の下に
「スプール差し上げます」
と書いてあるように見えました(^^;
15セドナに13ナスキーのハンドルとスプールを付けると

これは‼︎
まるでこっちが本来の姿に見える
今までナスキーのスプールをじっくり見たことなかったけど質感高いんですね。
本ブログではちょくちょく12アルテグラのデザインについて悪口を言ってますがナスキーのスプールはアルテグラのロゴ違いでしょうぐらいに思ってました。13ナスキーのスプールは装飾の穴があって値段もアルテグラより高いんですね。

しまったなぁ。どうしてもデザインが好きになれず12アルテグラC2000Sは手放したんだよなぁ。12アルテグラにナスキーC2000のスプール付ければ筆者好みのリールに仕上がってたかも。
さてシマノ公式だとセドナとナスキーはスプール互換がありませんがいかにもつきそう。
セドナにナスキーのスプールを付けるて糸を巻くとややテーパー気味になりました。糸が下に寄るって事で一般的にライントラブルになりやすい形状です。ごめんなさい。写真撮り忘れ。
セドナのスプール受けワッシャーを2枚減らすと・・
あれ? 予定ではナスキーのスプールは平行、セドナのスプールは逆テーパーになるはずだったのにどっちもいい感じ。もう訳がわからん。

さて最近のシマノはコストダウンの痕を見せてしまう事があり、セドナのドラグノブもその一つで残念ながらダメなコストダウン。
・音に品がない
これは許容出来る。
・真っ直ぐ刺さらない
これは明らかに機能性を犠牲にしたコストダウンなのでダメ。
スプール交換などのときドラグノブをメインシャフトに対してきっちり直角にしないとネジ込めません。文章だと説明が難しいなぁ。締め込むとネジをなめてしまいそうになるって説明でわかるかなぁ?
ナスキーのドラグノブです。
下段左から音出しピン、音出しバネ、留め金

セドナ

下段の針金みたいなのが音出しピン、音出しバネ、留め金、全ての機能を賄っていて考案した人は天才。ただ留め金機能に対する詰めが甘かった。2点で押さえているもんだからグラグラします。それ故に気を付けないと真っ直ぐ刺さらないんです。

コストダウンそのものは大賛成なので今後の改善に期待しましょう。
13ナスキー C2000 最終処分中

シマノ(SHIMANO) 13 ナスキー C2000