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2021年04月13日

BOSCH IXOと中華ドライバーTILSWALL比較。

最近、電動ドライバー2種類にリアクションバイトしてしまいました。

「リアクションバイト」
魚が目の前でヒラヒラするルアーに反射的に食い付く様を言う。釣り用語。


1つ目はBOSCHのIXOと言う様々なアダプターが合体出来る電動ドライバーで、子供の頃欲しかった合体ロボを思い出します。ヤフオクにセットで出ていたのにリアクションバイトしました。


2つ目はTILSWALLという中国メーカーの電動ドライバーですがコンセプトはBOSCHと同じ。普段でもセットで3千円ぐらいと驚くような低価格ですがセールで2千円でした。でもそこは我慢したんです。しかしまさかの2段アクションでの誘い。さらに500円クーポンで1500円とのこと。
それは耐えきれません。リアクションバイトしました。

この2つを比べてみましょう。
【ケース】
中華(TILSWALL)の勝ち。
BOSCHのブリキケースはオシャレなんだろうけど実用的ではありません。アダプター類も入らないし。


左が中華。右がボッシュ。


【質感】
引き分け。
中華はもっとプラスチック感があると思ってたけど思いのほか、しっかりしていてBOSCHと同等と言ってもいいかと思います。あら探しするならレバーにプラスチック感あるかな?


【操作性】
中華の勝ち。
BOSCHはオシャレ路線で操作性よりデザイン優先なのでしょう。回転方向の切り替えレバー位置が背中部分にありガンガン使うにはストレスです。

筆者は切り替えレバーを重視したので中華の勝ちとしましたが回転レバーはBOSCHの勝ちです。
中華はレバーの形が良くないのか引いたときなんかしっくりしません。


【回転速度】
引き分け?
スペック上はBOSCHが215回転で中華が200回転ですが違いは分かりません。ちょうどいい速さだと思います。




【力強さ】
BOSCHの勝ち。
38mmの木ねじをどちらも最後まで打てますが中華の方が回転数の低下が大きいです。止まりそうで止まらずなんだかんだで最後まで打ち込めたみたいな。
もっとも木ねじを打つためのドライバーじゃないからトルクなんてどうでもいいけど。


【デザイン】
BOSCHの勝ち。
工具っぽくないデザインが自己主張しています。と言うかBOSCHの存在意義はここにあると言っていいでしょう。極論すると工具として使うより棚に飾る方が似合います。アダプターにペッパーミルとかワインオープナーとかネタとしか思えないのがあるんですよ。コレクターにはたまりません。
ドイツ人って意外とお茶目なんですね。



【トルクアダプター】
BOSCHの勝ち。
機能的にはどちらもちゃんと動きます。


奥がBOSCHで手前が中華。


だけど中華は普通の電動ドライバーと強弱の方向が逆です。何故こんな事に?


左が中華。手前から見て時計方向に回すとクラッチが強くなる。


【スミ寄せアダプター】
BOSCHの勝ち。
正確にはBOSCHのものはスミ寄せではなくドリルアダプターです。スミ寄せアダプターもラインナップされてるけど筆者は持っていません。だから公平な比較ではありませんが、BOSCHのドリルアダプターはいいですね。アダプター内にギアが入っていて回転数が215rpmから440rpmに上がります。本格的な電動ドライバーの低速モードが350rpmぐらいだからストレスなく穴が空きます。
ドリル取り付け構造も磁石じゃなくてロック式なので空けた穴からドリルビットを引き抜くときドリルビットが穴に残りません。






【アングルアダプター】
中華の勝ち
中華の方はビットの反対部分が斜めにカットされています。狭い所で使うアダプターだから少しでも小さい方が有利です。





【カッター】
BOSCHの不戦勝。
中華はオプションでもありません。
多くの方は買って初めて切るのはアマゾンのダンボールのはずです。面白くいのでずっと切り続けても飽きません。





【ブロワー】
BOSCHの不戦敗(笑)
バーベキュー用らしいけどかなりうるさいです。
筆者は庭でバーベキュー(焼き肉?)する時もガスか電気です。

今どき五右衛門風呂がある祖父母宅なら使えるかも。



【価格】
中華の圧勝
セール価格1500円ですから。通常価格の3千円でも中華の圧勝。ボッシュはドライバー単体で4,000円前後。中華と同じ種類のアダプターを買い揃えて8,000円ぐらいとボッシュの信頼性を考えれば高くはないけど1,500円を提示されると勝負になりません。



【互換性】
BOSCHの勝ち
両者で互換性はないから勝負無しと言いたいところですがBOSCHのアダプターは普通の六角なのに対して中華は特殊な星型です。




よくあるビットの延長アダプターを使うと



BOSCHのアダプターは汎用的な使い方も出来ます。

アダプターはボッシュで本体は中華

【付属ビット】
中華の勝ち。
品質はどちらも似たりよったり(どっちも高品質ではない)なので数が多い中華の勝ち。




本格的に使うならベッセルの65mmオススメです。


【総合評価】
コレクション用途ならBOSCH、実用主義なら中華がいいと思います。
筆者の場合、BOSCHは家に飾る用で中華は会社の引き出しに常備する用です。



















  
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Posted by HiroZo at 21:23工具

2021年04月04日

高儀EARTH MANの充電式 丸ノコDM-144LiAXを改造。安全カバーのバネを軽くする。

アースマンの充電式丸ノコ
DM-144LiAX
を購入しました。




軽くて小さくて手軽に使うのにはホントにいい機械です。

もちろんAC式の丸ノコに比べると非力で例えばツーバイフォーを切ると抵抗が大きくノコがなかなか進みません。

非力だからって思っていました。

違いました。

安全カバーが異様に重くて進まないんです。



この辺りから急に重くなる。


我が家の日立工機(古いからHIKOKI ではない)の丸ノコと比べてみてもEARTH MANの安全カバーの重さは異様としか言えません。バネが強すぎるんでしょうね。


と言うわけでホームセンターで引きバネを買ってきました。160円ぐらいだったかな?



長さ40mmがちょうどいいけど売ってなかったから仕方ありません。元のバネと比べるとこんな感じ。



左が元のバネ


現物合わせで長さを調整します。




おお。これは大成功です。
体感的にですがツーバイフォーのカット時間が半分ぐらいになりました。それでもACタイプの2〜3倍の時間がかかりますけどね。



まだ終わりではありません。
充電式の丸ノコはたいていレバーがダブルアクションになっていて、この機種は親指でロック解除ボタンを押しながらレバーを引きます。
このロック解除ボタンも異様に重いんです。

買ってきたバネは2本入りです。これを適度に伸ばして押しバネにしてしまいましょう。


分解して


ロック解除ボタンに仕込んであるバネを交換します。



これも大成功。ストレスを感じないぐらいに軽くなりました。

が組み立て時に別の問題発生。切り口の直角が出なくなりました。分解前は許容範囲内に収まっていたのに。



写真だと分かりづらいけど目視で分かるぐらい傾いています。


試行錯誤した結果、理由が判明。深さ調整のガイド部分を曲げてしまったようです。

ガイド部分が右側に倒れています。

深さ調整用の蝶ネジを締めると倒れたガイドが左に引っ張られてその力でベースが傾くみたい。

これはネジを締めていない状態。ボディとガイドが離れている。




これを真っ直ぐになるように戻します。

蝶ネジを締めなくてもガイドがボディにピッタリくっついているからネジを締めてもベースが引っ張られない。

きちんと直角が出るようになりました。
これで使いやすい丸ノコが完成。


バッテリー込み1万円で買える充電式の丸ノコでツーバイフォーが切れるのはこの機種が唯一無二です。他は左勝手だったり30mmぐらいまでしか切れなかったり。

EARTH MANの本機は110mmのチップソーでツーバイフォーが切れるんだから大したものです。これで過度な安全思想さえなければ完璧なのになぁ。



バッテリーセット(1万円弱)はオススメしません。買うなら本体のみ(5千円弱)にしましょう。



楽天



バッテリーは2個欲しいところですがバッテリーは4,500円ぐらいするからバッテリーセットに予備電池だと合計1万4千円ぐらい。


インパクトのバッテリー2個セットは破格の1万円前後。これと丸ノコ単品の合計が1万5千円弱だからインパクト本体が只で付いてくるようなものです。




  
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Posted by HiroZo at 16:42工具