2024年04月06日
集魚灯の18650リチウムイオンバッテリーを交換してみた。
近所のホームセンターでバッテリー充電式のLEDが8割引だったのでリアクションバイトしてしまいました。
集魚灯に使うんだけど筆者が釣られてしまった。

たぶんこれと同じ。
アイリスオーヤマ
https://amzn.to/3TKFZ1n

これまでの経験から集魚灯の配光は照射角60度がベストです。ただしこれは5mのタモがちょうどいいぐらいの釣り場での話でルアーロッドの穂先が海面に届きそうな足場だと照射範囲が著しく狭くなります。
ちなみにメインの集魚灯はこういう安いライトをポータブル電源で光らせています。

https://amzn.to/3xr4CbW
マキタの電動工具をお持ちなら互換バッテリーなんかもオススメです。上のワークライトは12〜24Vで使えるから18Vバッテリー(満充電で21Vぐらい)もOK
アマゾンの中華ワークライトは40Wとか50Wとか書いてあるけど実際は12W(1A@12V)程度だからこのバッテリーでも5時間ぐらいは光ります。

https://amzn.to/3VLVdFS
8割引のライトは照射角110度。筆者がよく行く足場が低いとある釣り場で活躍するはず。
さて本題はここからで内蔵バッテリーを交換します。
8割引きなのは理由ありで最大光量での連続点灯時間は2時間、実測1時間45分でした。こんなの海面照らしてアジが集まってきた頃には電池切れでしょう。
裏蓋はネジ4本を外すだけで容易に開けられました。スペースもスカスカでその気になれば18650のリチウムイオンバッテリーが8本は入りそう。
ダイソーの10000mAhモバイルバッテリーを分解してリチウムポリマーバッテリーを取り出してもいいかもしれません。一般的に物理的に強いのは18650のリチウムイオンバッテリー、軽くて薄くて安全なのはリチウムポリマーです。リチウムイオンが危険と言われるのは液体だから燃え広がるからでリチウムポリマーはポリマーだから液体ほどは燃え広がりません。ニッケル水素電池だって乾電池だってショートしたら燃えるんですよ。個体だから燃え広がらないってだけです。

中には1500mAhのセルが並列で2本。電動工具にも使えるサムスンのスゲーいいバッテリーじゃないですか。25Aの放電と4Aの充電に耐えるバッテリーが並列だから50A放電と8A充電に耐えられます。
なぜこんなオーバスペックなバッテリーを?
このライトは放電1.5Aぐらい、充電1.2Aぐらい。
ぶっちゃけこれを満足できないバッテリーを探す方が難しくて無名中華バッテリーでも全く問題ありません。

過電流防止基板にはサーミスタも実装されているようです。さすが安全意識が高い日系メーカーと思うか過剰品質で高コスト体質と思うか。
外す理由もないしこの基板はそのまま流用します。

交換するのは同じくサムスン製3Ahのバッテリーを3本。ヤフオクで10台1000円ぐらいでまとめ買いした電子タバコGLOから取り出したやつです。放電電流は15Aとちょっと劣るけど3本並列だから45A。それでも消費電流1.5A程度のライトにはオーバースペックですね。
5時間ぐらいは連続点灯させたいから4本にしたかったけど残念ながら容量が揃うのが3本しかありませんでした。
ちなみに並列接続の場合、セルのバランスが多少ずれても劣化が進んだセルが他のセルを巻き添えにして死ぬだけで危険はありません。直列の場合、1本だけ劣化すると正常なセルが過充電で発熱、最悪発火することもありえます。もっともすぐに電池切れになって充電しても10分で満充電になるといった症状が先に出るけどね。
そういう観点からするとサーミスタを内蔵させるのは過剰なんだけど文句を言う話でもありません。

作業はスポット溶接してテープでぐるぐる巻きするだけなので簡単です。専用の熱収縮チューブを使えばもっとスマートですがテープでも十分絶縁可能です。

スポット溶接機はこれ。

https://amzn.to/3PQj0Rg
最近はバッテリー寿命=製品寿命って多いじゃないですか。延命にも使えるし今回みたいに性能アップにも使えるし元はすぐに取れます。
さて点灯時間の実測は・・・
連続点灯4時間40分。
もう一声欲しかったけど、むしろ帰るきっかけになってちょうどいいかな。釣人って釣れるまで帰らないし釣れてる間も帰らないじゃないですか。
充電時間は6時間58分でした。充電電流より放電電流の方が大きいからモバイルバッテリーで充電しながら点灯させても内蔵バッテリーは減っていきます。モバイルバッテリー併用なら点灯直後からですね。
集魚灯に使うんだけど筆者が釣られてしまった。

たぶんこれと同じ。
アイリスオーヤマ
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これまでの経験から集魚灯の配光は照射角60度がベストです。ただしこれは5mのタモがちょうどいいぐらいの釣り場での話でルアーロッドの穂先が海面に届きそうな足場だと照射範囲が著しく狭くなります。
ちなみにメインの集魚灯はこういう安いライトをポータブル電源で光らせています。

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マキタの電動工具をお持ちなら互換バッテリーなんかもオススメです。上のワークライトは12〜24Vで使えるから18Vバッテリー(満充電で21Vぐらい)もOK
アマゾンの中華ワークライトは40Wとか50Wとか書いてあるけど実際は12W(1A@12V)程度だからこのバッテリーでも5時間ぐらいは光ります。

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8割引のライトは照射角110度。筆者がよく行く足場が低いとある釣り場で活躍するはず。
さて本題はここからで内蔵バッテリーを交換します。
8割引きなのは理由ありで最大光量での連続点灯時間は2時間、実測1時間45分でした。こんなの海面照らしてアジが集まってきた頃には電池切れでしょう。
裏蓋はネジ4本を外すだけで容易に開けられました。スペースもスカスカでその気になれば18650のリチウムイオンバッテリーが8本は入りそう。
ダイソーの10000mAhモバイルバッテリーを分解してリチウムポリマーバッテリーを取り出してもいいかもしれません。一般的に物理的に強いのは18650のリチウムイオンバッテリー、軽くて薄くて安全なのはリチウムポリマーです。リチウムイオンが危険と言われるのは液体だから燃え広がるからでリチウムポリマーはポリマーだから液体ほどは燃え広がりません。ニッケル水素電池だって乾電池だってショートしたら燃えるんですよ。個体だから燃え広がらないってだけです。

中には1500mAhのセルが並列で2本。電動工具にも使えるサムスンのスゲーいいバッテリーじゃないですか。25Aの放電と4Aの充電に耐えるバッテリーが並列だから50A放電と8A充電に耐えられます。
なぜこんなオーバスペックなバッテリーを?
このライトは放電1.5Aぐらい、充電1.2Aぐらい。
ぶっちゃけこれを満足できないバッテリーを探す方が難しくて無名中華バッテリーでも全く問題ありません。

過電流防止基板にはサーミスタも実装されているようです。さすが安全意識が高い日系メーカーと思うか過剰品質で高コスト体質と思うか。
外す理由もないしこの基板はそのまま流用します。

交換するのは同じくサムスン製3Ahのバッテリーを3本。ヤフオクで10台1000円ぐらいでまとめ買いした電子タバコGLOから取り出したやつです。放電電流は15Aとちょっと劣るけど3本並列だから45A。それでも消費電流1.5A程度のライトにはオーバースペックですね。
5時間ぐらいは連続点灯させたいから4本にしたかったけど残念ながら容量が揃うのが3本しかありませんでした。
ちなみに並列接続の場合、セルのバランスが多少ずれても劣化が進んだセルが他のセルを巻き添えにして死ぬだけで危険はありません。直列の場合、1本だけ劣化すると正常なセルが過充電で発熱、最悪発火することもありえます。もっともすぐに電池切れになって充電しても10分で満充電になるといった症状が先に出るけどね。
そういう観点からするとサーミスタを内蔵させるのは過剰なんだけど文句を言う話でもありません。

作業はスポット溶接してテープでぐるぐる巻きするだけなので簡単です。専用の熱収縮チューブを使えばもっとスマートですがテープでも十分絶縁可能です。

スポット溶接機はこれ。

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最近はバッテリー寿命=製品寿命って多いじゃないですか。延命にも使えるし今回みたいに性能アップにも使えるし元はすぐに取れます。
さて点灯時間の実測は・・・
連続点灯4時間40分。
もう一声欲しかったけど、むしろ帰るきっかけになってちょうどいいかな。釣人って釣れるまで帰らないし釣れてる間も帰らないじゃないですか。
充電時間は6時間58分でした。充電電流より放電電流の方が大きいからモバイルバッテリーで充電しながら点灯させても内蔵バッテリーは減っていきます。モバイルバッテリー併用なら点灯直後からですね。
Posted by HiroZo at 19:48