モノ作り日本のリール改造マニア

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今回はローター交換について記載します。シマノのリールが対象です。

まずリール改造の目的(過去記事)ですが
・回転性能アップ
・耐久性向上
・軽量化
・チューニング
・見た目向上
・1人でニヤニヤしたい
などがあります。


ローター交換は回転性能アップや軽量化などで一昔前まではCI4のローターに交換するというのが改造ポイントでした。


08セフィアCI4 C3000SDH

軽いローターなので総重量も回転も軽くなるはずですが
・重量も回転も大して軽くならない
・ボディとローターの色合いが合わない
という理由でメジャーな改造ではありませんでした。
ほとんど「1人でニヤニヤする」という目的しか達成出来ていません。

ところが12レアニウムの発売で状況が一変したのです。
12レアニウムにはマグナムライトローターというメチャメチャ軽いローターが採用されているのですがこれが凄いんです。
例えば12エクスセンスBBの普通のローターは51gですがマグナムライトローターだと何と34gで17gも軽くなります。


12アルテグラ C3000HG

もちろん体感出来るぐらい重量も回転も軽くなります。
旧CI4ローターだって45gなので革命的進化ですね。

もう一つは色合いの問題です。
例えばグレー基調の10ナスキーのローターを黒基調の12アルテグラのローターに交換したとしましょう。


ナスキーに12アルテグラのローター
↑
これの詳細記事をアップしました。

バランスの悪い色合いは無残です。
いや無残だったんです。(過去形)

12レアニウムを見て下さい。
ローターが黒くてボディがグレーでなんと無残な色合いなことか。

シマノ(SHIMANO) １２　レアニウムＣＩ４＋　Ｃ２０００ＨＧＳ

でも見慣れるものなんです。
最近は無残とまでは思わなくなりました。絶対買わないけどね。
レアニウムユーザーの方突然噛み付いてすみません。

というわけでナスキーに黒いローターでも以前ほど無残だと思わなくなりました。
絶対この改造はしないけどね。

毒舌はここまでにしてマグナムライトローターですが09アルテグラや11バイオマスターなどにポン付け出来るんです。
興味がある方は読んで見て下さい。
11エクスセンスBBの改造記事
10コンプレックスCI4の改造記事

実は逆のパターンもあります。
マグナムライトローターのレビュー記事で、まるでダイワのリール見たいな巻き心地になったというのをよく見かけます。
昔からよくダイワは軽い巻き心地でシマノはシットリしているとかカチッとしているとか言われますが同感です。

これまでのシマノの思想はローターの慣性力を活かすというものでシマノはコアソリッドシリーズと呼んでいます。

シマノ(SHIMANO) １３　バイオマスターＳＷ　４０００ＨＧ

マグナムライトローターだと回転の立ち上がりは軽くなりますが慣性力が弱くなるので悪い言い方だとスカスカした巻き心地になります。
シマノはクイックレスポンスシリーズと呼んでいます。

シマノ(SHIMANO) エクスセンスＣＩ４＋　Ｃ３０００ＨＧＭ

一長一短あるのでわざわざマグナムライトローターから旧型ローターに交換するという改造もありですが好みの範疇ですね。
私的にはハイギアモデルはマグナムライトローターが必須、ノーマルギアだとどっちでもOKですが軽いリール＝偉いリールだと思っているのでやっぱりマグナムライトローターがいいです。

マグナムライトローターへの交換には費用という大きな壁があります。
旧型ローターとはベールやガード部分など全く互換がないのでパーツ購入するのは現実的ではありません。

例えば11エクスセンスBBをマグナムライトローター化したければ12エクスセンスCI4＋を入手してローター以外をヤフオクで売っぱらうのがいいです。
12アルテグラではなく12エクスセンスCI4＋です。
だって「12アルテグラのローター無し」という商品に入札しますか？
12アルテグラの軽量化の記事をみて下さい。
「12エクスセンスCI4＋のローター無し」という商品が出品されていたら欲しくなりませんか？

何でこんな事を煽るかというと私が欲しいから。
改造パーツはなかなかヤフオクでも出品されないのですがこの記事を読んだ方が実践してくれると嬉しいからです(^^)

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