モノ作り日本のリール改造マニア

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今回ベアリング追加について記載します。




まずリール改造の目的ですが
・回転性能アップ
・耐久性向上
・軽量化
・チューニング
・見た目向上
・1人でニヤニヤしたい
などがあります。

ベアリング追加の目的は回転性能アップ、耐久性向上、チューニング、1人でニヤニヤしたいといったところでしょうか。

・ベアリングの種類
ベアリングのサイズって規格化されています。リール用だからと言って特別なサイズじゃないんです。
そこでシマノ、ダイワ純正品やサードパーティーのベアリング追加キットなどは高いので汎用品を流用します。例えばシマノ純正だと1200円もしますが汎用品だと300円ぐらいしかしません。
しかも一流メーカーのミネベア製が300円です。使わない手はありませんよね。
じゃあシマノやダイワがぼったくりかというとそうでもなくて純正品は海水への耐性をアップさせてあります。ベアリングの場所によって使い分ければいいでしょう。

塩に強いのはこれ。ナチュラムで検索。
ヘッジホッグ

汎用品はこちらがオススメ。北海道の模型屋さんです。
イリジョン

・ラインローラーへの追加



チューニングの部類で糸ヨレを防止する効果があります。ラインローラーが軽い力、つまり軽いラインテンションでも回転するのでジグヘッドなど軽い仕掛けで有効ですね。逆にジギングなど極端に強いテンションでもよく回るのでこれも有効です。
ただ高速で回転するのでメンテを怠って錆びるとシャーっという音がして不快です。
ちょっと計算してみました。
ラインローラーの直径は1cmぐらいでしょうか。円周は3.14cmです。
ナスキー C3000HGだとハンドル1周で91cm糸を巻き取ります。
91/3.14＝約29
メインギア両サイドやハンドルノブのベアリングが1周する間にラインローラーのベアリングは29回転もするんです。
しかも塩水を被ります。
純正品かサードパーティの塩に強いタイプをオススメします。

・ハンドルノブ


ノブの回転が良くなってもあまり意味はありません・・と私は思っています。
ノブのガタツキを抑える意味合いの方が大きいのでガタツキがなければ不要なベアリングです。
チューニングの部類ですね。
塩水がかかりやすい場所ですが多少錆びても問題ないでしょう。
シマノの場合、ラインローラーと同サイズのベアリングなので高級リールから純正品を取り出して他のリールのラインローラーに移植してハンドルにはカラーもしくは安いベアリングを入れるという裏技もあります。

・メインギア横


ここは体感出来る程度に回転性能がアップします。
プラスチックカラーだと少しづつ磨耗します。
長い目で見るとギアのガタツキの進行を抑える効果もあるみたいなので耐久性向上にもなりますね。
今やエアノスXTでさえ入ってるベアリングですので出番は少ないかもしれません。
純正の防塩タイプがいいのは間違いありませんがオカッパリだったら気にしなくていいでしょう。

・スプールシャフト


レアニウム、バイオマスター、カルディアなどでドラグ性能向上に役立ちます。
チューニングの部類もしくは1人でニヤニヤする部類です。
小さな六角レンチが必要ですがダイソーで売ってあります。

・ウォームシャフト
シマノ限定の改造で回転性能アップに役立つ「かも」しれません。
遊びを最小まで詰める事が出来るのでスプールのガタツキ防止にもなるそうです。
1人でニヤニヤする部類と思いますが手軽なので追加してもソンはありません。
座金の追加も忘れずに。

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