いぶし銀!! シマノ 新型19ストラディック

HiroZo

2019年05月24日 19:19

発表されましたね。新型リール。
シマノ 19ストラディック




シマノのホームページを見て最初に浮かんだ言葉は「いぶし銀」でした。

いぶし銀とは
華やかさはないけど実力や魅力があるもの。


前身のバイオマスターから順に追っていくと

「05バイオマスター」
現在のシマノ製リールの始祖と言えるリール。
諸説あり。

「08バイオマスター」
ねじ込みハンドルになった。

「11バイオマスター」
リジッドサポートドラグ(ぽく)になった。

「15ストラディック」
HAGANEギアになった。
コアプロテクトになった。


歴代、派手でわかり易い進化をしています。

「19ストラディック」
基本性能をさらに磨いて。



地味ですね。
地味だけど実力や魅力は確実に向上しています。

もう少し詳しく見てみましょう。


【マイクロモジュールギアII】


ベイトリールでのマイクロモジュールは名前の通りマイクロな歯面で回転ノイズが少なそうだなってのがダイレクトに伝わりますが19ストラディックは、写真を見てもどこがマイクロなの?
と言いたくなります。
しかし説明文を読むと

ギアの歯、ひとつひとつの歯面から設計を見直し、理想的な歯形状を追求

いぶし銀ですね(^^;


【サイレントドライブ】
ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し・・・
改善の対象箇所は・・・・多岐にわたります。


地味。
いぶし銀ですね(^^;

【HAGANEギア】
さらに強靭なるギアシステムへ。

いぶし銀ですね(^^;


【Xプロテクト】
特にラインローラーの耐久性は5倍以上もアップしています。


個人的にはタイムリーな記述でした。
最近、中古の17セフィアCI4を手に入れたんだけどラインローラーがジャリジャリと・・・
何がプロテクトだよと一人で悪態ついていたところでした。

何にせよ地味だけどありがたい進化です。



【ロングストロークスプール】
C3000サイズで従来比約5%の飛距離UPを達成。(ドーム内での当社飛距離テストによる)




いぶし銀と言わずして何と言う。
寸法変更なんて新技術でも何でもありません。しかし最適な寸法を見つけ出すのが大変なのは容易に想像出来ます。

きっとコンピューターシミュレーション、試作、実機テストを何度も繰り返したんでしょうね。

【新形状ラインクリップ】
取り外しやすく、ホールド力をアップした新形状のクリップを採用。



おぉ。いぶし銀ここにあり。
今までブログに書いたことないけど、ここでぶっちゃけます。
今までのラインクリップはクソ(^^;


実は15ストラディックでもラインクリップ形状を変更しましたと謳ってました。
これ糸は留めやすいけど取り外しにくい。いや、取り外せないとまで言っていいでしょう。

一代限りで再変更って事はやっぱり評判悪かったのかなぁ?

【新設計ベール開閉機構】
オープン時の滑らかなフィーリングを追求。

これは実機を触らないとどう進化したのかわかりませんね。
もともとベール開閉のフィーリングはD社より遥かにいいと思ってます。個人の感想です。
それを更に進化させるって、どこを?


【デザイン】
地味ですねぇ。無難ですねぇ。

19ストラディック



15ストラディックはローターの形に攻め過ぎ感があったけど19モデルはザ・リール。

15ストラディック



いぶし銀というコンセプトにピッタリです。
※シマノ公式のコンセプトではありません(^^;



19ストラディックは買いか?

カタログを眺めているだけの今の時点では何とも言えません。何せいぶし銀ですから使ってみないと進化具合が分かりません。

筆者は多分買います。
7月発売らしいのでレビューは、しばしお待ちを。



ナチュラムへのリンク

シマノ(SHIMANO) 19ストラディック C3000HG





シマノ(SHIMANO) 15 ストラディック C3000HG








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