よく見てるなぁ。
コレ見て何か気が付きますか?
18ナスキー 500
筆者は全く気が付かなかったけど、ある筋からタレコミがありました(^^;
ベールの形が違う。
筆者お気に入りの12アルテグラタイプじゃないですか。
リールの何を改造するの? ベール編
http://nanakg.naturum.ne.jp/e2186315.html
他の番手は、筆者が勝手にクラシックタイプと呼んでいるベールです。
正直、500番に全く興味はありませんでした。
だって何に使うの?
筆者の釣りだとアジングぐらいしか用途が思いつかないけど、筆者がアジングに求めるリールのスペックは
「軽い」「格好いい」「お手頃価格」
あれ
175グラムって無茶無茶軽いよね。16ナスキーのデザインはもともと気に入ってたけどクラシックベールの見た目が難点でした。この番手(500)はワンピースデールではないものの十分見た目上満足で出来るベールです。価格は「お手軽」とまでは言えないけど十分「お手頃」な8000円弱。
いいじゃん。
いやいや、どうせちょっとしか糸が巻けないんでしょう。
1号が150m・・・いいじゃん。
いやいや、どうせ巻き取り速度がスゲ〜遅いんでしょう。
ハンドル1回転で69cm・・・いいじゃん。
ポチりました(^^;
まずは16エアノス1000とサイズ感を比べて見ましょう。
上が18ナスキー 500で随分小さく見えます。見た目のバランスで言うと見慣れていたはずのエアノス1000の方が頭でっかちに見えて来るから不思議です。
ナスキー500の方が普通のバランスではないかと・・・
スプールを外すとますます差がありません。ローターが小さいんですね。小さいから非力なわけじゃなさそう。
あれ? 音出しパーツが金属だ。意図はわかりません(^^;
18ナスキー 500の重量は110グラム
16エアノス 1000が133グラム
13ソアレCI4+ C2000PGSSが108グラム
ナスキー500軽いですね。
さてここで18ナスキー 500のローターは形が13ソアレCI4+そっくりです。大きさが違うので互換性はないけど重さはどうでしょう。
18ナスキー 500は34グラム。
13ソアレCI4+ Cは31グラム。
マグナムライトローターという仰々しい名前のローターと3グラム差ですから優秀です。
ちなみに13ソアレのベールをナスキーに取り付ける事は出来ます。ローターのブレは酷いですが。
改造ネタは置いといて、ローターがこれだけ軽いと回転も期待出来ますが・・・
重い。← 回転のことですよ。
絶対的に重いわけじゃなくて期待していた軽さじゃなかったという意味で重い。
何故か?
ギア比5.6とややハイギアなんです。
それでいてハンドルが40mmとやや短い。
下は15セドナ1000の45mmハンドルです。
たかが5mmの差だけど、コレに交換すると回転は劇的に軽くなります。
まあ目くじら立てる話じゃありません。空回しの軽さなんて店頭性能ですから。
蓋を開けて見ましょう。
おぉ。
HAGANEギアだ。
歯面がHAGANE(強いアルミ)で軸が亜鉛というのは他の番手のナスキーと同じだけど注目すべきは7グラムというその軽さ。
C2000Sは14グラム
軽量化って地道な努力の積み重ねなんですね。
さて18ナスキー500に点数を付けると
90点
軽くて格好良くてお手頃価格と100点に近いけどハンドルは45mmが良かった。
お約束のナチュラムへのリンク
https://www.naturum.co.jp/item/item.asp?item=2893368&buddy=0001108480756